1999/05/03 真鍋島から無人島の大島・小島

本日は真鍋島の隣にある無人島の大島・小島で一日を過ごすことになりました。朝食が終り、島内探検がてらに山越えをして岩坪の町まで買出しにいきました。氷とビールは半日を無人島で過ごす時には必需品です。

買出し終了後に浜で出艇の準備をしていると、宿泊者の女の子たちが6〜7人ほど集まってきてじっとこちらの様子をうかがっています。一つ一つの動作ごとに視線が注がれるのはなんともやりずらいものでした。女の子たちの会話に聞き耳をたてていると、「カヌーが出るまでここで見てようね」と言っているようでした。珍しい光景に見えたようです。ここぞとばかりに営業精神(?)で良く見えるような角度で準備を続けました。

準備も終り、艇を海に浮かべると「いってらっしゃ〜いっ」との大合唱で見送られました。海でこのようなことは少ないので、うれしいやら恥ずかしいやらでした。

本日は夕方頃に風が出始めるそうなので、無人島に渡ったら昼過ぎの天気予報を聞いて今日明日の予定を見直そうとのことで出発しました。

本日の予定図 クリックで拡大

このあと「いってらっしゃ〜いっ!」の大合唱で見送られました

真鍋島に沿って漕いでいるとYHの船に宿泊者が乗って追いかけてきます。乗っている人が全員手を大きく振って何かを叫んでいるので「なにか良くないことでもあるのかな」と思い近づいてみました。

話しを聞いてみるとこれから島の反対側にある岩坪港に行くので、乗りたい人を乗せてあげているとのことでした。

親しみをもって手を振っていたことが分かり一安心しました。

 

岩手のぎょうさん書き込みより

ハプニング3:帰りは怖い
5/3(月)本日は真鍋島近くにある大島を探検。しかし天気予報では今日の午後頃から波風が強くなるとの事。

様子を見つつYHを10:00頃出発、大島までは1時間程度ですがこの頃はまだ海は穏やか...


この時までは穏やかな海を余裕でパドリングそしてまさに大島の地続き部分に上陸後先日同様、酒:釣り&ジンガサです...

先日はチョット怖くて捨てていたジンガサのキモ部分も今日は平気?3人で丸ごと食べてました。

大野さんが昼過ぎに無人島から携帯電話にて天気予報のチェックです。(便利な世の中になりました....)


その結果やはり明日はかなり天気が悪化する模様との事。今日中に北木島まで引き返す事に決定したのがPM2:00過ぎ頃!本日YHの宿泊はキャンセルです。

出発した時は『チョット風が出てきたね〜』と言った感じ...しかし無人島を離れ真鍋島に向かう海上は風が吹き抜け波は1m程度か?
無人島の上陸していたポイントはどうやら島陰で風が弱かったようです。

真鍋島に近づくほど風は強まり、バランスを崩しかけパドルを不用意に持ち上げ過ぎると容赦なく風にあおられる.....


私は結構キツカッタ、YH前で沈の一歩手前まで行ったけど何とか無事上陸!
3人共、沈する事なくYHに帰り付きました

北木島までシ−カヤで帰るつもりでしたがチョット風が

協議の末?北木島までは安全を見越して自走(自漕ぎ?)は断念して海上タクシ−なる船をチャ−タ−(シ−カヤも搭載可能)する事になりました。

北木島から本土(笠岡)行きフェリ−の最終が7:30〜40分頃との未確認情報。海上タクシ−がチャ−タ−出来たのが6:30真鍋島出発!ギリギリです.....

 

大島と小島の間にある砂洲の上で一日を過ごします

上陸と同時に釣り・ビール・貝の採取を始めました

採れたてのジンガサとツブガイ

ジンガサ鍋に挑戦です

無人島脱出の様子は、波の中で両手を離せない状況が延々と真鍋島まで続いたので写真はありません。どうもすいませんです。

次へ続く

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