クサフグの大群に感激した後は、周りの景色を楽しみながらゆっくりと漕いでいるうちに三虎YHが見えてきました。
さすがにGWなので宿泊者が遠目で見てもいっぱいいました。この宿は海に面していて、満潮時には宿の庭まで海面が上昇します。なので、シーカヤックで宿に乗り付けるという体験ができます。
三虎YHの建物は、島の反対側にあった小学校を改築したときに、古くなった校舎を分解し、船でここまで運んで組み立てたというもので、中にはいると懐かしい感じがします。
YHにはその他に、昭和30年代まで瀬戸内海で就航していた客船を陸にあげ改造した建物があります。
今では貝の博物館として使用されています。本格的な天文台も併設されていて、のんびり過ごしたいときには最適の環境のようです。
宿の玄関にカヤックの装備のまま入り受付をしました。すると若奥さんが「大野さんまたこれで来たのですか」とパドルを漕ぐ真似をして確認してきました。「はい」と答えると「好きですね〜」との話しになりました。そうです、私達は好きもの?だったのです。
この宿は通常ならば真鍋島の本浦港から歩いて山を越えてこなければ宿泊できません。なので、シーカヤックで乗り付けるということにはちょっとだけ優越感がただよいました。
シーカヤックを浜に引きずり上げ、風呂に入り夕食となりました。
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