2003/10/04(土) ウミホタル水槽について

最近「水槽はどんなものを使ってるの?」との質問やメールが増えてきたので、本日ウミホタルを採取したついでに簡単なセットを探してみました。

底面フィルター付きのものがウミホタルが吸い込まれずに飼育にむいているので、必死になって探し、ジェックス株式会社の「わたしの楽園プチ」を三条市のムサシペット館で¥1980で購入(定価¥3350) セットの中身は、水槽・底面フィルター・エアーポンプ・エアーチューブ・ふた・照明付き水槽カバー。必要なものがほとんどそろっているのでこれでOK。パーツを並べるとまるで「Yahooオークション」のような感じです ウミホタルは明るいとき砂に潜っているので、細かい珊瑚砂(2kg¥320)と底面フィルターに砂が吸い込まれないようにフィルター用のマット(¥120)を購入
人工海水のもと。これを水に溶かすと海水になります。ホームセンターでも普通に販売されているので便利です。裏面に溶かす比率が書いてあるのでそれを参考にしましょう。 水槽に底面フィルターを置いて、その上にフィルター用マットをハサミで切って敷きます。この上に砂を敷いていきます。今回は砂を800gほど利用 砂をしいてから、塩素中和剤(カルキ抜き)を入れて作った人工海水を入れます。
本当は底面の砂とフィルターに老廃物を分解するバクテリアが繁殖してから生物を入れるのですが、微生物の飼育であることと、時間がないのでウミホタルと「分解バクテリアを含んでいる現地の海水と気持ち程度砂」を一緒に入れます。 水槽に放されたウミホタルは、すぐに砂に潜り込もうとします。 明かりを消すと、水槽の底が怪しげな青い光で埋め尽くされます

熱帯魚を飼育されている方からみると「かなりいい加減なセット方法だなぁ」と思われるかもしれませんが(実際自分でもかなり適当だと思うので・・・)、こんなレベルでも最初に採取したウミホタルが2ヶ月以上元気に泳いでます。夏に海で捕った「ハゼ」の水槽に若干のウミホタルが生息しているのですが、ハゼはウミホタルを一旦食べようとして口に含みますが、ペッと吐き出します。暗闇でこの様子を見ていると、水槽のあちこちで大発光が毎晩続くので見ていてあきませんでした。インターネット上を見ると、ウミホタルは秋〜冬がとても飼育しやすいとの話しがあちこちで見られます。皆さんも飼い始めるチャンスかもしれませんよ!(薦めてどうする・・・)

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