2003/08/27(水) 能登島ウミホタル採取

3日前に見たウミホタルが気になって、毎週水曜の午後が休みなのでついつい行ってしまいました。

いつもの浜に到着!

波打ち際に沿ってうちあげられたウミホタルが点々と光っていました。波打ち際の砂全体が光るので圧倒されます

 

波打ち際の光だけでも十分なのですが、今日は捕獲に挑戦するので、捕獲大作戦に挑戦

捕獲器は2リットルペットボトルを肩部で切り取って逆さに押し込んだもの

餌はダブルで「薄切りホワイトロース¥198」と「焼きするめ¥220」をミックスで使用

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ハムとスルメをいれて海水を入れて海に沈めます

沈めて待つこと10分。引き上げます

光を当ててみるとものすごい数のウミホタルが捕獲器に入っていました。暗闇で見るとペットボトル全体が光っていました。たぶん1000匹以上入ったでしょう・・・
今日は一眼レフを持ってきたので、シャッター開放で長時間露光に挑戦 暗闇で見たイメージとほぼ同じに写りました。闇の中でペットボトルはウミホタルの発光液で全体が青白く光り輝くので、おそらくこれで新聞が読めるのではないかと思いました。 しばしボトルの光を見て楽しみます。壁面に張り付いたウミホタルからは濃厚な発光液が流れ落ちて綺麗な光のスジができました。
ペットボトルに入ったウミホタルを一気に海面にあけると、海面上に直径5m近くの光のじゅうたんが漂いました。しかもこれが10分以上消えません(天文写真の星雲ではありません) ペットボトルの壁面にこびりついたウミホタルは仕方がないので持ち帰って水槽でしばらく飼うことにしました。 部屋の電気を消すと、水槽の底に敷き詰めた砂の上でウミホタルが光り続けます。部屋で寝ているときに、ふと水槽を見ると青く光り輝いているので癒し系のインテリアには最適なようです。
先週買ったパソコンにつなげられる顕微鏡を用意して そわじ浦のウミホタル 60倍 発光液を吐き出し画面全体が光る動画も撮影したのですが、ファイル容量が巨大すぎるので、ネットに載せられないのが残念・・・ 採取したウミホタルはエアレーションをかけて持ち帰ります

ウミホタルは10月くらいまでが見やすいので、幻想的な光を見るのも面白いですよ。ウミホタル&夜光虫ナイトパドリングは瀬戸内海の真鍋島と能登半島の九十九湾でやったことがあるのですが、一度やったら病み付きになるようです。光のじゅうたんの上を漕ぐので、まるで三途の川を渡っているかのような光景です。この光景を見ると必ず泣る!   (と思う)

捕ったウミホタルの飼育水槽についてはここをクリック

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